7月1日の「人権問題学習」は中村哲医師の歩みから功績、生き方。平和への道のりを西日本新聞記者の中原興平さん、ペシャワール会の籾井孝文さんおふたりのトーク形式でご講話いただきました。
元々は…蝶を見たい!というきっかけでアフガニスタンの地に足を踏み入れた中村医師。隣国のパキスタンへ医師として赴任の誘いを受け、そこから現地の厳しさを目の当たりにして井戸掘り、用水路建設と活動の幅を広げていかれました。
専門職でありながら、現場で体を動かす中村医師は現地でも尊敬され信頼が広がっていったとのこと。
実際に現地で活動されたおふたりの講師からは、中村医師は活き活きと挑戦するよろこびをもって活動されていた。と映ったそうです。
あわせてこぼれ話や現地の方々との交流話しも伺えました。
一隅を照らす…
「一人ひとりがその場所で光となり周りを照らしていくことこそ、私たち本来の役目。それが積み重なることで世の中がつくられる」という意味で中村医師が好んで使われた言葉です。
なるほど!護岸に積み上げられたひとつひとつの石もこの役割を果たしていますね。
砂漠地帯がこんなに |
中村医師に関する書籍は数多く出回っていますのでみなさんもぜひ手に取られてみてはいかがでしょうか😉
共催いただいた、人権尊重推進協議会、男女共同参画委員会のみなさん。ありがとうございました。いい学習の機会になりましたね😊